諏訪湖合宿で一歩たりとも走れなかった私は、悔しさを紛らわす為に、帰宅後に11kmのペース走を敢行。
ネガティブな感情を振り払おうとする気持ちが強かった為か徐々にペースが上がり、諏訪湖ランで想定していた1km6分を刻み続ける予定が最後の1kmは5分丁度まで、ほぼビルドアップ走の様相を呈した。
翌日、疲労抜きにLSDを行おうと、ペースが上がらないよう充分に気を付けてゆっくりと走る。
音楽も聴かず、自分の足音に耳を傾け続けて多摩川を大回りにぐるっと走り、自宅前に戻ると丁度20km。
折角なので1km追加してハーフマラソンの距離でフィニッシュ。
ダニエルズのランニングフォーミュラーに登場するVDOTという概念に従うなら、私に適したLSDペースは1kmあたり6:52なのでこれでも若干オーバーペース。鈍足な私が速く走れないのとは異なる意味合いで、ゆっくりと走るのもまた難しいのである。
狙った訳ではないが、2日間の走行距離の合計は32km、つまり一周16kmの諏訪湖を丁度二周した距離と等しかった。
諏訪湖合宿は場所が諏訪湖でなくなっただけで、実質的には成功したということにしよう。