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衝撃的な味


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麒麟一番搾り糖質0。

 

凄いビールが出たものである。

 

発泡酒でもない、第三のビールでもない、ビールでの糖質0なんて、電気自動車とか水素自動車並みの発明ではないだろうか?

 

しかし、一本飲んだら前言撤回。

ものすごく不味いのである。

 

キリンは、淡麗グリーンラベルという、糖質を70%カットしつつも美味しさを70%キープした、優れた発泡酒がある。

キリン濃い味糖質0という第三のビールも、アルコール度数が低いので買わなくなってしまったが充分に許容出来る味だった。

 

それだけに、この一番搾り糖質0には大変な期待をしていたのだが、糖質と共に全ての旨味も除去されてしまったようだった。

 

30代半ばで通風を発症しプリン体という存在を知ったときに、プリン体とはなんと旨いものなのかと思い知り愕然としたものだが、今、糖質という概念ないしは物質について考えるに、プリン体に負けない程に旨いものであると思い知らされている。

 

しかし、キリンは優れたビールメーカーだ。

糖質を抑えた発泡酒、糖質を排除した第三のビールでは、成功したのだ。

 

ビールでも出来ないはずはない。

進化に期待したい。