Everything in Its Right Place(SUB3.5 or DIE)

マラソン(PB3:36:04)、バンド(ベース担当)、海外独り旅(現在26ヵ国)、酒(ビール、ワイン、ウイスキー)、釣り(最近ご無沙汰)をこよなく愛する後期中年者の日常。

ノット・コンビニエント・・・たかちゃんらーめん

近い、混まない、味はそこそこのキャッチフレーズでお馴染みの、便利な便利なコンビニエンス・ラーメン・レストラン、たかちゃんらーめんが混んでいた。

 

コンビニがいつでも便利な存在だとは限らない。
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オーダーは秋の限定、特製生姜醤油ラーメン。

店主の御託宣によれば、「濃い口醤油ラーメンにガッツリ生姜を効かせた昭和レトロ溢れるラーメンを作りました。」とのことだが、これのいったいどこが昭和レトロなのか、昭和40年代生まれの私には、皆目わからないのであった。

 

しかし、虚心坦懐に頂けば、豊かな魚介出汁に甘味の強い濃口醤油、そこにたっぷりのおろし生姜の組合せは、なかなか悪くないのであった。

 

凡庸さを極めることも、ひとつの能力ではないかと最近の私は考えている。

これだけラーメン飽食の時代にあって、大外れは無いけど、大当たりも無いクオリティのメニューを提供し続けることは、並大抵のことではない。

感動はないけれど、安定感はある。

つまり、全てのもつ焼き店が埼玉屋を目指す必要はないのだ。