健康診断を終えると14時過ぎ。
お腹も空いたし、最早健康に気を付ける必要もないので、ラードギトギトのラーメンを食べようと札幌ラーメンの三ん寅に向かう。
14時半というオフピーク、更に台風の影響でしとしとと雨が降っているのにも関わらず、なんと5人も並んでいた。
当然の如くスルーして、向かった先はいつものBASSO江戸川橋。
久し振りの特製煮干しそば、並盛。
凪に代表される煮干しが主役の濃厚ニボニボラーメンとは一線を画す、出汁に徹した煮干しが醤油スープに風味と旨味を付与する、上品な一杯。
つけ麺より細い麺が、このスープにマッチしてとても美味しい。
トッピングの具材の旨さは言うまでもない。
無化調ながらもオイリーなスープなので、上品ながらも、杉ちゃん(故人)並みのワイルドさ(死語)も感じられるのが、BASSOの最大の特徴だろう。
野趣原理主義を卒業し、ラーメンの多様性を認めるに吝かでない私だが、BASSOを評価すると、最もバランスの取れたラーメン、という位置付けになろう。
ごちそうさまでした。