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米子食事事情・・・庄屋

地方都市ではよくあるケースだが、繁華街は駅から離れていることが多い。

調べてみると、米子の繁華街、朝日町も駅から

1.5kmほど離れていた。

 

私が泊まっていた駅前のスーパーホテル米子の周りにもチラホラ食事出来るところはあるが、折角なので朝日町まで散歩がてら歩いてみよう。


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まるで地獄の入口のようなアーケード街。

土曜日の夕方だというのにほぼ全てのシャッターが降りており、誰も歩いていない。

朝日町はこの先にあるのだが...。


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なんと朝日町の中心街も殆どの店が閉まっていた。

予め調べていた寿司屋は閉まっており、予備的に調べた焼鳥屋と居酒屋も閉まっていた。

元気なのはフィリピンパブぐらいなものだ。

おいおい、今日は土曜日だぜ?

 

私は諦めて来た道を引き返す。

とっぷりと暮れた後に歩く地獄のアーケード街は、恐怖すら感じた。

 

ホテル近くの食べログ評価の高い居酒屋は、満席とのことで断られ、その近くにある庄屋という居酒屋へ入店。

庄屋といっても東京でもお馴染みのチェーンではなく、地場の個人経営の店である。


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生ビールとお通しの茄子。


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オススメとあったシロイカ刺身を。

山陰のシロイカとは剣先イカを差すようですね。

同じ剣先でも地域によってアカだったり、マルだったり、全くイカの名前とはややこしい。

味は至って普通。


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大山地鶏も食べなきゃね。

味は至って普通。


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地酒の飲み比べセットももらいましょう。

元々日本酒は大の苦手、残り香とベタつく喉ごしが特に嫌だったのだが、辛口の純米吟醸酒を突破口に近年はかなり飲めるようになってきた。

 

特筆すべきはないとは言え、地元食材と地元の酒が楽しめるよい店であった。

 

米子の食事は朝日町ではなく、駅前が良いようだ。