Everything in Its Right Place

釣り、旅、音楽、食事、酒場探訪、ジョグ等々

支那そば浜(金沢八景)

新型コロナウイルス感染拡大防止のために長らく休業していた浜が、この日から営業再開。

タイミング良いですな。


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船上という名の戦場では決してアルコールを口にしないと自らに厳しく課している私だが、午前船と午後船の狭間に陸で摂る昼食に関してはその限りではない。


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オーダーは浜っ子のソウルフードサンマーメン

大田っ子の私には馴染み深いとは言えないメニューだ。

ちなみに大田っ子とは私の造語ではなく、私の小学生の頃に、音楽の授業で大田っ子の歌というのを合唱させられたものである。

確か2番の歌詞だが、「出船入船水平線、虹の向こうに明日(夢だったかも)がある」というのがある。そう、東京都大田区には海があり、港があり、船もあるのだ。

ここは横浜市金沢区だが、40余年の時を経て、大田っ子の歌と現在が突如繋がったような、そんな不思議な感慨に打たれる私である。

7時に出船、11時半に入船、そして浜で浜っ子のソウルフードを食べる大田っ子の私。

 

実は私はこの店でしかサンマーメンを食べた事がないので比較が出来ず、またこれが正統的なサンマーメンであるとの断言も出来ない。


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しかし醤油ベースのスープに細麺、そして野菜餡掛けという組合せは、私の食生活の中で金沢八景のリレー船乗船時にしか味わうことの出来ない特別なものなのである。

 

衝撃的な旨さである必要はない。

しみじみと旨いのが良い。

まるで台湾料理みたいな存在感。

こういうのはクセになるのだ。

 

会計を済ませて再び戦場に立つ。

残念ながら午後も苦戦は必至だ。