前日予約を入れた時には6人しかいないとのことだったが、蓋を開けてみれば片舷8人だか9人。
徐々に賑わいを取り戻してきたのは夜の町のみならず、釣り船も同じだ。
冬ならば昇る朝日を見ながらの出船も、この時期の陽はこんなにも高い。
そしてこの日も浅場のノッコミポイントは攻めず、50~60m中心、浅くても40m、深いと75mぐらい。
朝の一流し目で小さいながらも本命とご対面。
その次の次の流しでも、似たようなサイズを追加した。
上げ潮の申し子を自認するワタクシ、つまりは後半戦でこそ真価を発揮する私が朝早くから2枚も釣ってしまうなんて、これは鯛大漁の予感。
久し振りにもちすぎ君が降臨してしまうかもしれない。
しかし...。
【釣果】
7時15分出船、15時40分沖揚がり
真鯛2枚(0.6kg、0.7kg)
外道:サバ
【タックル】
ロッド:がまかつ桜幻 B68-L solid.R
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号
<キャスティング>
ロッド:Major Craft GIANT KILLING S73L/TR
リール:SHIMANO Vanquish C3000
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ3.5号
【本日の総括】
下げ潮タイム後半からアタリがなくなり、期待の上げ潮は船中不発。
朝方の活性からすればなんとも不思議な展開となったが、様子が急変するのも真鯛釣りというもの。
さて、横須賀沖ノッコミの真鯛は何処に行ってしまったのだろうか?
前回乗船時、ベテラン船長のCPUGさんは、三海堡のノッコミはこれからだ、宣っていた。
しかし若き船長CPYKさんによれば、既に叩いてしまったのでは、とのこと。
第二忠丸の二人の船長の見立ては真逆だ。
実際に、オスの真鯛からは小さな白子が出てきた。
これは未成熟と見るべきか、叩いた後とみるべきか、私には判断がつかない。
秋冬の脂のノリはなくとも、このサイズの東京湾の真鯛は季節を問わず旨い。
今日はホウボウは釣れなかったので、真鯛でムニエルのバルサミコソースを。
フワフワ食感でホウボウとは全く異なる味、これはこれでアリです。
4月末に3.7kgのオスは釣ったけど、その後はボウズに、濃霧で引き返したりと冴えないノッコミシーズンとなっている。
さて、この先どうなるだろうか?