イワシ餌の供給がようやく安定し、遅れてきたイワシ泳がせ釣りシーズン入りした千鯛丸。
しかし、私はそこそこ高価なメタルジグを揃えてしまったので、船長に断ってジギングで狙わせて頂くことにした。
外房においてもスロージギングで多様な魚が釣れることは前回の釣行でよく分かった。
あとはこの釣り方で納得のいくサイズの獲物を釣り上げることが出来れば、私の外房ジギング行脚は完結するのだ。
凪ぎ予報だったはずだが、港に到着すると10m以上の強い北東風が吹き荒れていた。
南西風には強い千倉での鬼門の風向きである。
案の定、港を出ると海は荒れていた。
これは何かしらのメタファーなのだろうか?
でもそんなの関係ねえ。
でもそんなの関係ねえ。
おっぱっぴーとは、オーシャン・パシフィック・ピースを意味するのだ。
同じ古いネタで言えば、鳥居みゆきのヒットエンドランは、ヒット(打つ)とラン(走)、転じて鬱と躁を表していると知り戦慄が走った。
そしてこの日の私は魚がヒットせず、鳥居みゆき的なヒットを患ったのであった。
おっぱっぴーはヒットエンドランに敗れたのだ。
【釣果】
6時出船、11時50分沖揚がり
【タックル】
ロッド:Major Craft Giant Killing GXJ B-66/5SJ
リール:DAIWA SALTIGA15HL
ライン:PE1.5号、リーダー:フロロ6号
【本日の総括】
なぁ~んもあたらねえ。
ヒットは2回、フッキングしないアタリが2回あったのみ。
最初のヒットはかなりの手応えで、すわ、大ヒラメか!と歓喜したものの、巻きつ糸出されつの攻防虚しく15m程浮かせたところでバレ。
セカンドヒットは掛けた瞬間こそ踏ん張る感じがあったものの、その後重いだけで生体反応なく、随分とやる気のないヒラメだなぁと思いつつ巻き上げると、姿を現したのは大きなウツボだった。
それが全てだ。
全体的にアタリ少なめながら、後半ハタも
ヒラメもイワシにはそこそこ反応するようになっていた。
リベンジはジギングではなくイワシ泳がせで果たそう。
2020年はいまのところ何もかもが低調なような気がしないでもないが、そのうち風向きも変わるだろう。
悪い時期もあれば良い時期もあるのが人生の本質だ。