出国手続き前にまずはランチだな。
何度も痛い目に遭っているのでいい加減に学習したのだが、成田空港第2ターミナルでは、出国手続きを済ませてしまうとロクなレストランがないのである。
という訳で出国ゲートには向かわず、その隣のエスカレーターで上のフロアに上がる。
ウロウロと物色していると、一風堂のブランド、TOKYO豚骨BASEを発見。
店内を覗くと空席があったので、ここでいいやとそのまま入店した。
期間限定とんこつ担々麺。
良さそうだな。これにしよう。
ビールを飲みながら着丼を待つ。
愛用のバックパックも一緒に撮します。
こちらがそのとんこつ担々麺。
麺は博多スタイルの細麺で、硬さの指定が出来るのもそのまま。
胡麻の風味が強いけど、一風堂らしい豚骨的なクリーミーさも感じられる極上のスープ。
や、期待以上に旨いね、これ。
ところで私の右隣のテーブルも、左隣のテーブルも、座っているのは中国人グループなのであった。
特にナーバスになる必要はないと頭では分かっているのだけど、やはりなんとなく気になってしまうのは、成田空港にいる人間の95%以上がマスクを着用している異様な光景が目の前に拡がっているからだ。
旅客のみならず、各航空会社のチェックインカウンターのスタッフ、警備員、ショップ店員も全員マスク。
さながらディストピア映画の世界のような、ちょっとした恐怖を感じる。
そう言う私もマスクを着用しているのだけれど、これは花粉対策という切実な事情があるのです。
コロナウイルス騒動は、いったいいつになったら収束/終息するのだろうか。
それこそ神のみぞ知るところだ。
ちなみにゴールデンウィークの中国主要都市への航空券は凄まじく値下がりしており、もしかしたら今こそ狙い目なのかもしれないけれど、そんな博打を打つのもどうかな、とも思う。
ま、次の旅を考えるのは目の前の旅が終わってからでいいですね。
ごちそうさまでした。
さぁ、出発だ。