日曜日の真鯛船は19人乗船とプチ難民船状態。
しかし、20人を下回ることはなかろうと覚悟をしていたので良い意味で予想外だったのだが、それ以上に予想外だったのは開店後に船宿に着いたというのにミヨシの釣座がポッカリと空いていたことだ。
今日は北風、上げ潮よ?
この瞬間に私は大勝利を確信した。
前日からの北風はまだ残っていたけれど、出船直前に雨は止み、益々勝利を確信した。
朝イチの下げ潮残りではミヨシが潮上となったこともあり、ノーヒット。
上げ潮に変わると魚のアタリは増えてきたが、それはサバフグばかりだった。
ファーストヒットでいきなりリーダー切られてルアーをロスト、その後も頻繁にネクタイを囓られる。
確信した勝利の雲行きが怪しくなってきた。
底から3mで不意に力強いアタリ到来、これは3kg超えの真鯛に違いない。
巻いては出されの攻防の後、漸く相手が疲れてきたのかこちらが優勢になってきたのだが、残り10mでオマツリに見舞われた。
中乗りYKさんが手際よく外してくれると、暫く休んで体力が回復したのか再び獲物は大暴れ。あれれ?こんなに巻き上げてまだ走り回る鯛なんかいるか?と訝しく思いながら巻き続けていると、ゆっくり揚がってきた魚は青かった。
この瞬間に勝利の確信は完全に消え去ったのだった。
【釣果】
7時15分出船、15時10分沖揚がり
真鯛3枚(全てキロ未満)
外道:ワラサ、サバフグ、ホシザメ
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP Lリール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号
<キャスティング>
ロッド:Major Craft GIANT KILLING S73L/TR
リール:SHIMANO TWIN POWER MgC3000
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ3.5号
【本日の総括】
キロ未満の小鯛が3枚。
幸運にも潮先に釣座がとれた絶好のチャンスだったのに、これでは物足りない釣果と言わざるを得ない。
一枚は海にお帰り頂いたので、大きくなったら再会したいところだ。
さて、いくら小さくともこの時期の横須賀沖真鯛は間違いのない旨さ。
小さい方は姿焼きにしたのだけど、グリルの受け皿は脂まみれになるほど。
身はホクホクで最高に旨い。
相対的に大きい方は半身は炙り刺身で。
この先土日の予定がギッシリと詰まっているのだが、なんとか次の潮も繰り出したいところだ。