明治生まれの反骨の詩人、金子光晴の自伝であり、旅行記。 しかしこれはただの旅行記ではない。 幼い息子を妻の実家に預け、妻を伴い、殆ど金も持たぬままに海外逃亡、結果7年に及んだ放浪の序盤である。 と書くと、沢木耕太郎の深夜特急のようだが、そんな…
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